ご無沙汰しております。
このところ更新が滞ってしまい失礼いたしました。
このたびAtelierTACTO開業に伴いまして、ウェブサイトも移転いたします。
移転作業にはまだ時間がかかりますので、過去の作品等は引き続きCalendarfilmsにてご覧いただけますが、更新は停止しますので最新情報は新サイトにてご覧くださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
新サイトはAtelierTACTO(http://atelier-tacto.com/)です。
お手数ですがブックマーク、リンク等の変更をお願いいたします。
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私の道具を紹介するこのシリーズ。連載にすると言いながら第一回から随分間があいてしまいました。今回は、絵を描く者としては当然触れておきたい絵具の話です。
私が気に入って愛用している絵具は、ホルベインの”ヴェルネ”シリーズです。このシリーズの鮮やかな発色は感動モノです。しかも混色したり、ホワイトでのばしたりしても色が濁りにくいので重宝しています。私はパレット上での混色はほとんどせずにキャンバスの上で色をどんどん重ねて、さらにホワイトでおさえてパステル調に仕上げているのですが、ヴェルネだと白っぽくなりがちな明るい画面でも彩度が落ちないところが気に入っています。
このシリーズは絵具の伸びがとてもよく、少量でも十分な発色が得られ、むしろ少なめにしないと色が強すぎるぐらいです。高価な絵具ではありますが、使う量が少なく、減りがかなり遅いのでコストパフォーマンスも良いように感じています。
とても気に入っているヴェルネシリーズですが、黄色だけはどうも納得のいく色がありませんでした。そこで、黄色だけは同じくホルベインの”油一"のニッケルコンプレックスイエローを使っています。これに出会うまでいろいろ試したせいで、黄色系の絵具ばかりやたら増えてしまいました。
絵具を選ぶのは楽しく、お気に入りを見つけられると嬉しいものです。でもいつも思うのは、どんな絵具も自然の色にはかなわないということです。外を歩いているとよく「あの色が欲しい!」と思うことがあります。こんなふうに直接色を採れたらどんなにいいでしょう。
私が気に入って愛用している絵具は、ホルベインの”ヴェルネ”シリーズです。このシリーズの鮮やかな発色は感動モノです。しかも混色したり、ホワイトでのばしたりしても色が濁りにくいので重宝しています。私はパレット上での混色はほとんどせずにキャンバスの上で色をどんどん重ねて、さらにホワイトでおさえてパステル調に仕上げているのですが、ヴェルネだと白っぽくなりがちな明るい画面でも彩度が落ちないところが気に入っています。
このシリーズは絵具の伸びがとてもよく、少量でも十分な発色が得られ、むしろ少なめにしないと色が強すぎるぐらいです。高価な絵具ではありますが、使う量が少なく、減りがかなり遅いのでコストパフォーマンスも良いように感じています。
とても気に入っているヴェルネシリーズですが、黄色だけはどうも納得のいく色がありませんでした。そこで、黄色だけは同じくホルベインの”油一"のニッケルコンプレックスイエローを使っています。これに出会うまでいろいろ試したせいで、黄色系の絵具ばかりやたら増えてしまいました。
絵具を選ぶのは楽しく、お気に入りを見つけられると嬉しいものです。でもいつも思うのは、どんな絵具も自然の色にはかなわないということです。外を歩いているとよく「あの色が欲しい!」と思うことがあります。こんなふうに直接色を採れたらどんなにいいでしょう。
次の作品の構想…
~引越し~
そこにある道を歩いていくのもいいけど
道がないところを進んでも構わない
それよりも船に乗って風の吹くまま
好奇心の向くまま旅をしよう
帆を広げ錨を揚げる明日の風向きは何処へ
そこにある道を歩いていくのもいいけど
道がないところを進んでも構わない
それよりも船に乗って風の吹くまま
好奇心の向くまま旅をしよう
帆を広げ錨を揚げる明日の風向きは何処へ
3月も今日で終わり、明日は4月1日。
新年度が始まります。この時期は新たな門出という方も多いのではないでしょうか。私自身も先日、大学を卒業して、いよいよ実家からも独立して暮らしていくことになります。結局、就職はせずに、アルバイトをしながら作家活動をしていこうとしています。
準備中の新作『引っ越し』ですが、描くのは今までの作品にも何度か登場した飛行帆船です。風と好奇心に任せてどこにでも行ける夢の乗り物。そんな船で引っ越しをしようと準備に追われるシーンです。私自身は実際には当分引越しをする予定はありませんが、それでも独立して自力で暮らしていくということで、新しい船に乗って出帆しようというところです。
それこそ、だだっ広い大空をなんの目印もなく彷徨うことになるだろうと思っていたのですが、とてもありがたいことに、いろんな方のおかげで、とりあえず目指すべき灯台のようなものがおぼろげに見えていたりします。見送りもいれば水先案内人もいる、とても恵まれた出発になりそうです。もちろんいつも順調ではないでしょうし、いざ錨を揚げた後のことはどうなるかわかりません。それでも、マイペースに、風の読み方や星の測り方を覚えながらしぶとく頑張ろうと思います。
回りくどい言い方になってしまっていますが、今まで以上に良い作品を生み出せるように研鑽を積んでいきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
先日参加させていただいたPico展に出展していた作品を当サイトのGalleryにて公開しました。
左から・・・
開演
流星雨
月のゴンドラ
です。
写真では分からないのですが、この3作品はFeritoieシリーズと同じ方法で制作しています。額縁自体を画材として、裏板に直接絵を描き、仕上げにレジンを流し込んでいます。通常の作品にはない独特の空気感のようなものを生み出せたのではないかと思います。また、金箔やアルミの粉末なども普段から使用しているのですが、これらはレジンと非常に相性が良いようで、きらきらとした感じに仕上がりました。写真ではお伝えできないのが残念です。
今週水曜日から開催されるグループ展に参加させていただきます。
■Pico.11 小さな作品展20
■会期:3月5日(水)~3月11日(火)
■時間:13:00~19:00(最終日のみ16時まで)
■場所:高円寺 ギャラリーR
前半の小さな作品展20に参加させていただきます。
テーマは「夜」
私は以下の新作3点を出させていただきます。
『開演』
日が暮れて
夜の帷が降りたら
プラネタリウムの開演です
今日のお話はなにかな
『流星雨』
カラーン・・・ コーンー・・・
あるよく晴れた夜
シロフォーンのような透き通った音で目が覚めました
外に出てみると流れ星が降り注ぎ
不思議な旋律を奏でているのでした
『月のゴンドラ』
星降る夜は
月のゴンドラに乗って漕ぎ出そう
星の海を渡って
あなたに会いにゆく
どんな作品になっているかは会場に行ってのお楽しみです。
さらにFeritoieも展示販売させていただきます。
Feritoieにもやっと新作が加わりました!
残念ながら私は上京できませんが、よろしくお願いいたします。
昨日は所属していた美術部の後輩たちが追いコンをしてくれました。
みんなでご飯を食べた後、手分けして作ってくれたというケーキをいただきました。その名も『ネコ大爆発』!
カスタードのタルトに猫の形にくりぬいたクッキーやフルーツがこれでもかと詰め込まれていました。実は以前、バイトをしていた大学図書館で新刊として入ってきた本にこういう本がありまして、面白くて気に入ってしまったので美術部のメンバーにも話していたのでした。そして、これを再現しようということになったそうです。まさか自分の発言からこんなことになろうとは!猫大好き甘いもの大好きな私にはたまりません!ものすごく嬉しい贈り物でした。そして、このセンスはさすが美術部だと思いました。ちなみに、大学の野良猫を拉致してくるという案もあったとかなかったとか・・・。メッセージカード集もいただいて、これまたどれも個性的で見ていて飽きません。
お世辞にもいい先輩ではなかっただろうにこんなにしてもらえて感動しました。本当に自分は恵まれているようです。
みんなでご飯を食べた後、手分けして作ってくれたというケーキをいただきました。その名も『ネコ大爆発』!
カスタードのタルトに猫の形にくりぬいたクッキーやフルーツがこれでもかと詰め込まれていました。実は以前、バイトをしていた大学図書館で新刊として入ってきた本にこういう本がありまして、面白くて気に入ってしまったので美術部のメンバーにも話していたのでした。そして、これを再現しようということになったそうです。まさか自分の発言からこんなことになろうとは!猫大好き甘いもの大好きな私にはたまりません!ものすごく嬉しい贈り物でした。そして、このセンスはさすが美術部だと思いました。ちなみに、大学の野良猫を拉致してくるという案もあったとかなかったとか・・・。メッセージカード集もいただいて、これまたどれも個性的で見ていて飽きません。
お世辞にもいい先輩ではなかっただろうにこんなにしてもらえて感動しました。本当に自分は恵まれているようです。
先日twitter上でバレンタインプレゼントと称して、抽選で3名のフォロワーさんにオリジナルのFeritoieアクセサリーを制作してお贈りするという企画を行いました。
この企画では当選者が決まってからその方をイメージして絵を描くということをしました。抽選の結果、当選したのは3名とも実際にお会いしたことのない方で、twitterのタイムラインなどだけを参考にイメージを膨らませました。1月の終わりごろに抽選をした後に制作を開始して、2月14日に届くようにしなくてはいけなかったため、時間的にはかなりシビアでした。それでも、贈る相手がいる作品というのはとてもやりがいがあり、私自身もとても楽しませていただきました。
昨日、3つとも無事に届いたとのご連絡をいただきました。喜んでいただけたようで、作り手としてこれほど嬉しいことはありません。
今回からFeritoieシリーズのパッケージも新しく用意しました。昨年まで制作していたアクセサリーはまだ「試み」という感じが強く、タイトルもキャプションもついていませんでしたが、今後の作品にはすべてタイトルとキャプションを付けるつもりです。パッケージもふた裏にキャプションを入れるようにしました。ちなみにこの化粧箱も手作りしました。
この企画で制作した作品はGalleryページでご覧いただけます。
先日、私が愛用しているこだわりの道具や画材を紹介していくという連載を思いつきました。どれだけ需要があるのか分かりませんが、やってみようと思います。題して「これさえあれば!」です。昔読んで大好きだった、「かがくのとも」シリーズの『これさえあれば だれのどうぐ?』(福音館書店、1996年)という本を思い出してタイトルを決めました。
私の手となり足となり目となって活躍する道具たちを紹介します。更新は不定期で、いつまで続くか分かりませんが・・・
では、第1回目のテーマは万年筆と原稿用紙です。
今時万年筆と原稿用紙を使っている人は少ないかもしれませんが、私は日常的に愛用しています。私が書いているものには大体手書きの原稿があります。もちろんこのブログの記事にもあります。提出する最終盤はパソコンで入力していますが、大学のレポートなども初稿はほぼ100%原稿用紙に手書きです。
なぜそんなことをしているのかと言うと、まずキーボードでの入力が苦手だからだというのがあります。別に入力が特別遅いというわけでもなく、一応ブラインドタッチもできます。でも、タイプミスをしたときにイラッとしてしまいます。漢字などの変換が面倒ですし、書き進めながら不意に前の箇所を書き足したり直したりするときにいちいちカーソルを動かすのが煩わしいのです。手で書くほうが面倒な操作がいらなくて簡単ですし、考えが中断されないのでむしろ効率がいいのです。
万年筆は書き味が非常に滑らかで手が楽です。特に万年筆と原稿用紙との相性は抜群で、ストレスなく作文に没頭できます。文字数の把握もしやすいですしね。また、万年筆は高価で、手入れや取扱いに多少気を使いますが、大事に使えば一生モノですし、使えば使うほど手に馴染んでいきます。
そして、手書きしてからパソコンに入力するという方法自体にもメリットがあります。手書きの原稿をパソコンに入力するときに、書いたものを頭から全部読んで書き直すことになるので、その過程で文章が整い、より読みやすいものに仕上げることができます。ありがたいことに、しばしば私の文章は読みやすいとお褒めにあずかることがありますが、それもこの方法あってのことでしょう。
さて、私が現在所有している万年筆は3本です。
まずはPILOTのgranceです。この万年筆は大学に合格した時にお祝いとして買ってもらいました。しなやかで滑らかな書き心地が気に入っています。専門店で試し書きをしながら選んだものなので、非常に使いやすく、普段からメインで使っています。一番愛着のある一本ですね。
二本目は随分前に祖母の家からもらってきたPLATINUMの万年筆(詳細不明)です。こちらはかなり硬めの書き味です。主にアルファベットを綴るときに使っています。あと、このペンは滲みにくいので、細かく書くときも使うほか、紙との相性によってはこちらを選ぶこともあります。
最後はLAMY joyというカリグラフィーペンです。これは装飾的な字を書くときに使います。まだ練習中ですが・・・
以上、私の自慢の万年筆でした。ブログの記事を書いたり手紙を書いたり、ものを書くのが好きで機会も多い私にとってかけがえのない表現手段です。先日うっかり学校に置き忘れてしまい、その時は夜も眠れないほど気になってしまいました。すっかり大切な相棒です。
第一回はこれでおしまい。次回は時計の話でもしようかと思います。
私の手となり足となり目となって活躍する道具たちを紹介します。更新は不定期で、いつまで続くか分かりませんが・・・
では、第1回目のテーマは万年筆と原稿用紙です。
今時万年筆と原稿用紙を使っている人は少ないかもしれませんが、私は日常的に愛用しています。私が書いているものには大体手書きの原稿があります。もちろんこのブログの記事にもあります。提出する最終盤はパソコンで入力していますが、大学のレポートなども初稿はほぼ100%原稿用紙に手書きです。
なぜそんなことをしているのかと言うと、まずキーボードでの入力が苦手だからだというのがあります。別に入力が特別遅いというわけでもなく、一応ブラインドタッチもできます。でも、タイプミスをしたときにイラッとしてしまいます。漢字などの変換が面倒ですし、書き進めながら不意に前の箇所を書き足したり直したりするときにいちいちカーソルを動かすのが煩わしいのです。手で書くほうが面倒な操作がいらなくて簡単ですし、考えが中断されないのでむしろ効率がいいのです。
万年筆は書き味が非常に滑らかで手が楽です。特に万年筆と原稿用紙との相性は抜群で、ストレスなく作文に没頭できます。文字数の把握もしやすいですしね。また、万年筆は高価で、手入れや取扱いに多少気を使いますが、大事に使えば一生モノですし、使えば使うほど手に馴染んでいきます。
そして、手書きしてからパソコンに入力するという方法自体にもメリットがあります。手書きの原稿をパソコンに入力するときに、書いたものを頭から全部読んで書き直すことになるので、その過程で文章が整い、より読みやすいものに仕上げることができます。ありがたいことに、しばしば私の文章は読みやすいとお褒めにあずかることがありますが、それもこの方法あってのことでしょう。
さて、私が現在所有している万年筆は3本です。
まずはPILOTのgranceです。この万年筆は大学に合格した時にお祝いとして買ってもらいました。しなやかで滑らかな書き心地が気に入っています。専門店で試し書きをしながら選んだものなので、非常に使いやすく、普段からメインで使っています。一番愛着のある一本ですね。
二本目は随分前に祖母の家からもらってきたPLATINUMの万年筆(詳細不明)です。こちらはかなり硬めの書き味です。主にアルファベットを綴るときに使っています。あと、このペンは滲みにくいので、細かく書くときも使うほか、紙との相性によってはこちらを選ぶこともあります。
最後はLAMY joyというカリグラフィーペンです。これは装飾的な字を書くときに使います。まだ練習中ですが・・・
以上、私の自慢の万年筆でした。ブログの記事を書いたり手紙を書いたり、ものを書くのが好きで機会も多い私にとってかけがえのない表現手段です。先日うっかり学校に置き忘れてしまい、その時は夜も眠れないほど気になってしまいました。すっかり大切な相棒です。
第一回はこれでおしまい。次回は時計の話でもしようかと思います。
今年ももう終わりですね。
私の2013年は怒涛の1年でした。
1月のわたしのふるさと展に参加させていただいたのをきっかけに、
最終的に9件ものグループ展に参加しました。
展覧会に持っていった作品はおよそ80点。
そのうち2013年に制作した作品は60点以上でした。
振り返ってみて自分でも驚きました。
没になったものも含めるとさらに多い・・・
特に前半は何かに憑りつかれたように描いていた気がします。
この一年は展覧会をきっかけにして本当に多くの素敵な出会いに恵まれました。
おかげさまで新しい世界に足を踏み入れることができました。
モンゴルに行ったときと同じぐらい刺激的でした。
直接お会いしたり作品を手に取ってくださった方、
ゲストハウスなどで出会った方、
インターネット上で声をかけてぐださった方、
学業の方でお世話になっている方など、
多くの皆様に支えられて素敵な1年を過ごすことができました。
お世話になった皆様に心から感謝いたします。
来年も皆様がそれぞれの分野で一層ご活躍されることをお祈りしております。
私的な事情で年明けのご挨拶は失礼させていただきますが、
来年も何卒よろしくお願いいたします。
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